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-風林火山の御旗に賭けて-
【百足衆】(むかでしゅう)……戦国時代、武田信玄のもとで、信玄と各部隊を率いる武将たちの情報伝達を担当した部隊。
背中にはムカデの旗をさしており、獰猛で退くことを知らない勇猛果敢の象徴とされた。
山県昌景、高坂昌信、真田昌輝(幸村の叔父)など、信玄の側近から選りすぐりの豪傑たちがつとめた。
他にもトンネルや塹壕掘りを担当した金掘り百足衆がいる。
忍者軍団であり、蟲使いである裏百足衆は本作における創作。
しかし武田軍は優秀な忍者を抱え、北条軍の風魔党や上杉軍の軒猿と熾烈な争いを繰り広げていたのは事実である。
関東忍者を乱波(らっぱ)と呼ぶのに対し、甲州忍者は透波(すっぱ)と呼ばれる。
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