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ギル「マスター、美味しいですか?」
先程からイルは騒ぐ周りを無視して食事している
イル「・・・・・おいしい」
ギル「どれが一番?」
イル「・・・・これ」
イルは手に持っていた骨付き肉をギルに見せる
ギル「あー意外に肉食なんだな、細いからてっきり野菜派かと思った」
イル「・・・・・おいしいから」
イルは表情こそ変えないもののどこか拗ねたように料理の方を向きなおした
エル「ギル!」
イルの傍から一旦離れたギルはその辺に座りワインを飲んでいたのだが行き成り現れたエルがギルに飛び掛った
ギル「重い」
エル「うるさい!」
即座に立ち上がり重い発言をしたギルにエルは力の限りで殴った
ギル「痛いな~全く何時も思うが天使の考える事はよく分からん」
エル「天使や魔族以前に女性に重いとは何よ!」
この場合はたぶんエルが正しい。
しかしギルはよく分からないと言う顔をしているせいでエルは軽く呆れるしかなかった
ギル「そんなの知るか、お前ら天界に訪問した時に俺があった苦しみを味わえ」
エル「私は女の子に押し競饅頭にされて喜ぶ趣味はないわよ」
そう、以前交流の一環の為、魔王直々に天界訪問をした所、向かう先向かう先で女性に足止めされ本来3日だったのが一週間かかった
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