0人が本棚に入れています
本棚に追加
僕自身もびっくりするほど彼女と仲良くなった。
僕は彼女の親友に格上げしたのだ。
やふぅぅぅぅっっ
さてさて、大学4年の夏の事彼女が泣いていた。
彼女が泣いてる姿を見て僕は心が痛くなった…
涙の粒がまるで真珠の様だった。
「……君…ごめん…涙我慢出来なくて…ぅっ…」
彼女から話を聞くと、どうやら彼女の元彼が原因らしい。
つか…彼女……彼氏いたんだぁ…orz
知らなかった僕乙。
しかし…またひどいな…その彼氏…
DV…アル中…ギャンブル好き…
マダオの三拍子じゃないか…しかも就職なしとは…
ハハッ(´^ω^`)
でも、別れた後でも金をせびりにくるとは最悪だなぁ…
「私…恐いよぉ…うぅっ……ふぇぇ…」
彼女のために僕が出来ること……
それは…僕が
【彼女をまもる】
事だ。
僕は彼女が大好きだ!!僕は彼女が泣く姿なんて見たくないっっ
「あのね…ちゃん、こんな時にこんな事を言うのはあれだけど…僕……僕ね…」
「君の事が大好きだ!!」
彼女は僕の顔をみた。彼女の大きな目が更に見開いた状態で僕を見る。
泣いてるからか…目が赤いね…
「え…、…君?」
頑張れ僕!!
男をみせろぉぉぉぉぉ!!
「実は前から君のことが好きだった…僕は君が泣くところなんて見たくないっ!僕が君をまもるよ、だから…だから…僕と付き合ってくださいっ!!」
いっちゃった!いっちゃったよっ僕(焦
僕の顔は多分今真っ赤だと思う
多分僕は断られるかな。
彼女にとって僕は親友、だからね…
「………君…有り難う…私を好きになってくれて…」
あ、このパターンは断られるパターンだな
グッバイ僕の青春の日々よ……
「…君反則だよぉ…私今…心が不安定の状態で告白するなんてさぁ……」
すみません…
「でも……嬉しいなぁ…有り難う…宜しくね……」
え!?(゜Å゜)
僕の聞き間違いじゃないよね?
「こんな不甲斐ない私だけどよろしくねっ!!」
あ…間違えじゃなかった…
彼女はそう言うと満面の笑みを浮かべた。
僕は更に彼女の虜になったのは云うまでもない。
たとえ涙でIラインが落ち、目の周りがパンダになっていて
しかもつけまつげが取れてほっぺにくっ付いていたとしてもね
.
最初のコメントを投稿しよう!