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幼稚園の時、内気で背も小さい無口な僕が、彼女に初めて声をかけてもらった。
「おなまえはなぁに?」
「…っ…ぼくのなまえは…」
僕が一生懸命話すと彼女はニコッと笑うと
「いいなまえだねぇ」
と言ってくれた。
その後に、僕にタンポポの花を渡して
そして
「あげるっ」
とまたニコッとわらってくれた。
その笑顔がとてつもなく可愛いかった。
ひまわりの様にとても明るくて彼女の笑顔はまるで太陽だった。
次の瞬間、彼女の鼻からハナミズが垂れてきたけど。
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