好きで、好きで、好きで。

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初めて私を認めてくれたのが弘樹だった。 いっつも、誰かに認めてほしくて苦しんで、努力しているのに報われなくてひとり隠れて涙したとき、弘樹はそれを見つけてくれた。 ポンッと頭をたたいて私の頬にこぼれる涙を拭いて、 「俺は、おまえの努力してる姿いつも見てるからさ、尊敬してる。つらかったら頼ってこいよ。泣きたいときは、抱き締めてやるから。おまえが頑張ってる姿見ると、俺も頑張ろうって思えるんだ」 うれしくてまた涙した。 好きで好きで仕方なくて、 涙があふれて、この人と結ばれたいと願った。 好きで好きで、離れたくなくて。 苦しいのに、日に日に好きになって。 想いは膨らんでいく…
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