マックス再び

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色々な雑貨屋を回る。 気に入る物が無い。 近くにサイレン山中がいるせいか 試着すら出来ない。 見られたくない。 でも仕事の為!!! 「ねぇ、どっちがいいと思う?」 私はサイレン山中に聞いた。 フレームが黒か茶色。 「個人的には茶色やな」 即答するサイレン山中… あなたも伊達メガネ好きなんですか? と聞きたかった。 「いいや、両方買うっ!もうどうにでもなれだし!」 私はやけくそになって 2色買いしました。 そこに一通のメール。 マックスアツシ 【服だけど、教師っぽいのがいい】 はいー? 服まで指定するか? 教師って… エロ教師になれってか? 【うん♪分かったぁ~☆】 送信! 嫌です。 そんな服持ってません。 持っていても着たくないです。 そう返信したかった。 サイレン山中に 「服も買いに行きたいんだけど、いい?」 と聞くと 「ええよ!どしたん?服も指定されたん?」 サイレン山中は鋭かった。 やっぱコイツもそういう趣味あるんじゃねーか? 考えたらキモかった。 服は適当に買って 事務所で着替えて予約の時間を待った。 事務所で待機中の女の子達やオーナー皆から 元、某有名AV女優の 「○○みたい~」 と笑われ 「行ってきますぅ…」 テンション落ちながら サイレン山中の待つ送迎車に乗った。 サイレン山中にも笑われた。 いいですよ。 どうせ私はエロ教師です! このまま街歩いてやろうか! ぐらいの勢いで テンションを上げていた というより 壊れていた。
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