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「あんたが当たるから悪いわ!!」
ミキは、当然だろうと言うような笑みを、浮かべながら言って来た
こいつも小さい頃は素直で可愛い奴だったが、いつからか、気がついた時にはこんな感じになっていた。
世の中ではツンデレが流行っているが、こいつにはツンはあるが、デレは感じられない
これではツンツンである。
俺はムッとなり……
「……ざけんな!!なんだそのふざけた理由は!!」
俺は言い返した
「ふっ!!敗者の言い訳ね!!」
更に笑みを浮かべながら、反撃してくる。
いくら俺でも、ここまで言われると、かなりむかつく
「…なんだと!!」
俺とミキが言い合ってると
「あはは♪♪朝から仲良しだな!!」
父親が歩いて来てふざけた事を「笑顔」で言いやがった!!
「仲良しじゃねえ!!×2」
なんと俺とこいつの声が重なってしまった!!
これじゃあ、双子の芸人のザ〇っちみたいである。
父親は俺達の事を愉快そうに見てる……
「やはり仲良しだね♪♪」
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