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「……見てたわよ」
ネリーはジト目でケータを睨んだ。
見てた、とは戦いのことだろう。
ケータは内心誉められる、そう考えていたが――
「何、考えてるの!!」
怒られるとは思ってみなかった。
未だ怒った表情をしているネリー。
ケータは唖然としていたが、段々と腹が立ってきた。
「……何考えてるって何?何も考えてないし、なんで怒られるわけ?」
そうケータが言うと、分かりやすくネリーはため息を吐いた。
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