前書き

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昔から夏と言えば かき氷 スイカ 海  が定番である。 当然、私も幼少期には こういった定番達に囲まれ 日が暮れても遊び続けたもんだ 夏が然程好きではない私だが 季節を嫌と言う程感じれる点では 一番分かりやすくて好きかもしれない。 そんな暑い時期の思い出は 祖母が遊んでくれた事 家族で海に行った事 そうそう、女性が薄着になるのもこの季節だ ドキドキした淡い思い出も 今は懐かしい。 そんな夏を過ごす中で忘れてはいけない物がもう一つある。 それは絶えず耳に印象を残す蝉の鳴き声である。 初恋、喧嘩、部活と どの場面でもこの鳴き声は 夏のBGMとして思い出と共にワンセットで記録されていく だから毎年このBGMを聞くと 様々な記憶が蘇ってくるのだ 今は当たり前の生活を 当たり前に過ごしているが 頭の片隅は覚えている あのインパクトある日々を・・ 奇妙な事は意外と身近で 起こっていたのかもしれないと
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