プロローグ

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「そうだったな…まぁドンマイ!そんな悲しそうな顔しないで日常を楽しもうぜ」 楽しめるわけないだろう…その言葉は喉まで出かかったが口にすることはない。 悪魔と言ったっていい奴はいるんだ。全員が悪なわけじゃない…俺はそう信じてる。 「…進むぞ…」 空気をぶち壊し、一人で先に行ってしまうザニア。少なくともこの2人は悪い奴じゃない。 「さぁ!賢者様に会いに行こうぜ!」 スピードを上げ俺達は最下層を目指した。
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