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この日は外出もせず、ずっと家にいた。
午後になると暁が帰ってきて、いちごミルクをくれた。
この甘さは疲れを少しずつ癒していってくれている気がする。
暁は帰ってすぐに家事をしてくれている。
二人暮らしの私たちは私がお金を稼ぎ、弟が家事をするというもの。
暁は考えが大人で、早く高校へ入学して……
または中卒で終わらせ、稼ぐのを手伝いたいという。
……そんなの、反対。
それに私はコンビニバイトだと嘘をついているのだから、専門的用語を聞かれたってさっぱりだ。
援助交際をしているということがばれてしまうに決まっている。
お金を稼ぐのは私の役目。
暁には心配かけたくない。
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次の日。
掲示板の人と会うときは必ず着ている大人っぽい黒のワンピース。
胸が大きく開いていて、露出度は高い方。
髪はコテで巻いて、体中にアクセサリーを付けて…
派手目の化粧で飾る。
今までは化粧がうまくいかなかったので、スプレーで髪を染めたりもしたが
今となっては必要のないコト。
「暁はお風呂入ってるし…行くなら今かも」
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