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細かい事情は考えず、率直な本心を平助が呟くと一達がそれに頷いて見せる。
「というより、私は別にこのままいてくれても構わないと思うな。
別に彼女自身が不手際を起こした訳じゃ無いしね。」
伊東の告げた言葉へ、周りは驚きと期待を一斉に向けた。
幹部の誰もが真生はすぐにでもここを去ってしまうと思い、歳三も無論そのつもりでいる。
それに待ったをかける人物で伊東が出てくるのは、全員にとって予想外の展開だ。
近藤に懐妊の事を突っ込まれると、まだ確定していないのであればそれが分かってから決めても遅くはないと笑顔で切り返す。
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