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「これ、どこ行き?すかいらーくじゃないよね?飯あるかなー、昨日のオリーブも口に合わなかったから結果一日位なんも喰ってないなー。誰かチョコとか持ってない?良くあるじゃん。チョコ喰って餓死まのがれたとかさ。シカト?ねぇねぇ。」
《座標は地球に進路を固定。大気圏内に進入する前にシートベルトを着用してください。》
ポッド内にアナウンスが響く。
他の罪人達が諦めたように備え付けられたシートベルトを着用する。
「地球だと・・・ふざけるな!?私はあんな所には行きたくない!!」
一人の罪人がコックピットに向かって怒鳴り始めた。
「よーよーよー!!兄ちゃん今どうやってシートベルト付けたんだよ!!俺、後ろで手が固定されててハメらんねぇぞwww」
足で隣の罪人を突くクラウド。
うっとうしそうに渋々隣の罪人がクラウドにシートベルトを装着させる。
「おー、サンキュー。心の友よ!・・・おい!!オッサン!!そんなとこに突っ立ってたらあんたスーパーボール顔負けのバウンドして天国の階段登る事になるぞ!!」
クラウドの呼びかけも虚しく男は叫ぶのをやめなかった。
《大気圏へ突「ツン・・デレ・・?」
《大気圏へ突入します。》
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