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平治元年(1159)、平治の乱にて平清盛は源義朝に勝利し源氏方の武士、貴族を悉く断罪しました。
翌年2月、源義朝の嫡子である13歳の源頼朝が平頼盛の郎党に捕らえられます。
平清盛の継母である池禅尼は年端のいかぬ頼朝の助命を嘆願します。
平清盛は池禅尼の助命の申し入れを聞き入れ頼朝を死罪とはせずに、伊豆国への流罪に減刑します。
源頼朝は池禅尼の恩を忘れませんでした。
後年、源頼朝は伊豆国で挙兵した後、池禅尼の息子である平頼盛を優遇し続け平氏滅亡後も頼盛の一族だけは存続したのでした。
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