プロローグ

3/4
31人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
そんなある日 私の誕生日当日 いつも祝ってくれたタカから連絡がない ついに忘れられた? なんて思いながら私は携帯を取りタカに電話をしてみた 『もしもーし』 「ちょっと久しぶりですかー?」 始めはこんなもん いつもこんな感じ 『そうだね、ちょっと久々。んで、どしたよ?』 「酷いー…今日、ハタチになったんですがー」 『…おぉ!ついうっかり忘れてた、おめでとう』 (あ、やっぱり忘れてたんだ) そんな風に考えながらありがとう、と返す。 どうやら作業中らしく忙しいみたいだから次の日連絡くれるらしい その日は軽く話して電話を切った 実際次の日に着信 携帯の小窓にはタカの名前 たくさん色んな話をした 世間話しや仕事の話 下ネタ等 その日から毎日連絡を取るようになっていった
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!