崩れた日常

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「ごちそう様でした。」 「お粗末様でした。」 「やっぱりナツミの作る料理が一番だな。」 そう言いながらお腹を擦る。 「お世話ばっかりなんだから。たまにはお皿洗いとか手伝ってよ~。」 「皿洗いは得意じゃない。」 「じゃあ、お皿拭くのくらい手伝ってよ。」 「それくらいなら手伝ってやるよ。」 「やった。」 そう言って二人して食器を台所に運ぶ。 ハロが、「メズラシイナユーセイ。」と言って奥の部屋に転がっていく。 「ユウちゃんもっと綺麗に拭いて。水滴ついてる。」 「わかったわかった。早いとこ食器洗浄機直さないとな。」 「ユウちゃんが直してくれるんだよね。」 「いちいち頼むと金かかるからな。明日か明後日に直すよ。」 「そっか。お願いします。」 「任せとけ。」 ユーセイが窓の外に目を向ける「なんか今日は日が落ちるのが遅いな。」 「故障でもしたのかしら。」 ナツミがそう言ったその時! 爆音とともに地が鳴り響き、そして警報が鳴り始めた。
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