地球を救う者

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――1時間ほど走って 大学についた さっさと僕の研究室へ向かった カチャッ… 三年ぶりの研究室は ホコリが立ちこめていた お目当てのものは あの日のまま 机の上にあった 「動いてた!!ってことは…」 カタカタカタカタ… 「よくやった  フフッ…」 「どう…したの?」 玲子が画面をのぞき込んできた 「実はあのエネルギー体  気になったから  オートプログラムで調査を  続けるように  セットしていたんだ」 「スッゴーイ!!  それでそれで!?」 「アレの正体は磁場や  x線などが高密度に圧縮  された電波体のようだ。」 「最先端じゃん…  世界のトップじゃない!?  でさ、どうやって止めるの?」 「残念だけど今の科学では  太刀打ちできない…」 「何だって!?」 「え!?諦めて死ねって事!?」 伝説…調べてみるか… 「ちょっと  調べたいことがある…  玲子!  山崎の連絡先知らないか?」 「山崎くんって…  マヤを調べてる彼?」 「そうだ!連絡取れないか?」 「取れるよ…  ―はいっ」 「―もしもし。僕だ―」 それから長々と これまでのいきさつを説明し、 マヤの火星伝説の文章を 読ませてくれることになった
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