伝説

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「僕たちに残された時間は  3日しかない」 僕の言葉で場が凍った 「3日であれが  地球に到達する」 このままだと 後3日で地球が終わる… その現実は 受け入れ難いものだった 「大丈夫だよ…  たった数時間で  れだけ前進したんだもん!!  誠なら何とかできるよ!」 みんなが僕を見ていた 闇に光を見つけたような 眼差しで この時、地球の運命は 自分にかかっていること そしてその重みを初めて感じた 「頑張るよ…」 少し心のドアが開いた気がした 「ではすぐに飛行機を  チャーターしなくてはね!」 「飛行機はもう危険です。  一般人にも知らせて  飛行機は止めるべきです!!  そろそろ  電波障害が起きますよ!」 「…わかった。  ワシが伝えておく。  なら水上新幹線で良いね?」 「助かります」 その夜 僕、玲子、博士の三人は 新幹線に乗り込み 日本を出発した
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