魔の12月

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――学校に着くと何やら騒がしい マスコミも来ているようだ すれ違う女子の話が耳に入った 「ねぇねぇ聞いた?」 「川島博士のこと?」 「そうそう!  何かスゴいらしいね!!」 (川島博士が?  何の研究してたんだろ?  後でお祝いを  言いに行かないと) 川島博士は研究熱心で 僕の研究も手伝ってくれた とても良い人だった。 その反面、功績がないと いつも冗談まじりに 言っていたので 遂にやったんだ! と、とても嬉しかった 真実を知るまでは…
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