35人が本棚に入れています
本棚に追加
龍騎は真っ白な部屋にいた
真っ正面に ひとつ だけ ガラス窓がある
だが こちらからは 何も 見えない
龍騎は ピクニックの準備をしていた
そして 爆発音がなり その衝撃で 頭を打った
そこまでしか 覚えていない
ベッドから起き ガラスに そっと 手を 置いた
どこだか 分からないが 初めてきた気分じゃない
懐かしく 切なく とても 暖かい
「 ここは お前が 産まれた場所だ KL-ZERO」
誰?と龍騎は聞いた
「 私はお前の作成者・・・カミュラーナ・・・お前が 人間 としての自覚を持ち始めてからは 初めて会った 」
龍騎は 何が 何だか 分からなかった
次の一言を 聞くまでは・・・
「 お前は アンドロイド だ 」
最初のコメントを投稿しよう!