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高城家は 全焼していた
消防士・鶴若 ミコト は コーヒーを 飲んでいた
気分は悪かった
鶴若が 見つけた 遺体は 三体
どれも 即死だった
女の遺体は 階段で 倒れていた
きっと 姉だろう と鶴若は思った
何故なら 階段の上は 弟の部屋があるからだ
きっと 弟を助けようと・・・両足がふっとんだ 体で・・・と 鶴若が 心苦しくなった
だが 肝心の弟の遺体は なかった
鶴若は個人的感情で 気になっていた
消防署に戻り 焦げた制服を脱ぎ パンツのまま 眠りに入った
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