☆2話☆

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かなり必死に走ったのに初日から遅刻してしまった… 亜『なんで私こんなついてないんだろー; あっ…』 さっき走りながら過ぎて行った男の子が後ろから歩いて来た… なぜあんなゆっくりなのに、私と時間変わんないの…? 亜『あのー、もしかして…この学校の3年生ですか?』 すごく大人ぽい人に見えたから、先輩かと思った 冬「いや、僕は1年生。 今日、入学式…」 亜『あっ、ごめんなさい! 別に老けて見えた訳じゃないんですよ;;』 冬「あー、別に怒ってないから。 とりあえず体育館、行かないか?」 亜『そ、そうだね! 一緒に行こっ! 私、椿亜水! よろしくお願いしますっ!』 冬「…うん。 僕は雪村冬馬だ。 こちらこそよろしく…」 亜《あれ…冬馬くんってどこかで会った事あるかな…? なんか懐かしい感じがする…》 冬〈亜水…僕の事、忘れたのか?〉
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