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「さて、目を覚ましたら真っ白い世界とかどうなんだろ?」
なんかさ…思わず呟いてしまったよ。やっぱり、目を覚まして世界が白かったら言うよね?
言わない?え?みんな言わない?言わないの?嘘だよね?つか、嘘だと言ってよ…。
ふぅ…なんというか、取り乱した。ホント誰に話しかけてんだか…さて…どしたもんかね?
「よぉ?そこの痛い奴。聞こえるか?」
「っ!!誰や!」
いきなり聞こえてきた声に、思いっ切りビクつき慌てて俺は、声の聞こえた方を向いた。
そこには、なんか輪郭が全体的にぼんやりした白い奴がいた。
「誰って、今後役目がないちょいキャラだが?」
…おい。
「なんだよ?その不服そうな顔は?仕方ねぇだろが、マジで今後出るつもりねぇんだからよ?」
よっぽど、不服そうな顔をしていたらしい。白い奴はそう言ってきた。
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