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《あの、ピアノっていう、黒い大きいやつって、音が鳴るんですよ☆》
ハピが、あまりにも真剣に言うから、ぼくは笑ってしまった。
《知ってる*》
それを、きいてハピは《えっ!それじゃ、あれが他の世界とつながってるってコトもですか?》
《何それ。?》
《あれ?知らないんですか。》そう言って、ハピがニヤニヤ笑った。
《わたしは目が見えないからできないんですけど、あれに映る、自分に‘ハッピー?’って言うと、向こうに行けるらしいです。ただ、黒猫じゃないとダメらしくて…。》
そして、さらにニヤッとして、ぼくをみた。
《ジジさん、やってみてくださいよ♪》
そう、それがきっかけで、ぼくは、ある冒険へでるんだ。
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