田舎道

5/10
前へ
/10ページ
次へ
 けらけらとミドリは笑う。 『なんか異世界にいるみたい!異次元?超空間?』 「ばぁか。お前田舎なめんな。そんなん言ったら夜8時以降ここら辺毎日ファンタジーだし」 『まじでー。なんか暗すぎて外出る気にもならなかったしさぁ、コンビニないし。なんか地味にテンションあがるー』  そんなもんか、とサトルは携帯を耳にあてたまま首をかしげた。  ようやく現れた街灯の下には、まもるくんがいる。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加