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□転職は天職□
今年、三十台半ばとなった私は、いつのまにか「オジサン」になりました。
社会という荒波の中で無駄に経験だけ重ねて、現実から目をそむけ、夢ばかりを見ようとする、そんなオトナになったのです。
見ようとするという表現には、私自身の想像力、イマジネーション能力の低さからくる、無理して手軽な夢にすがりつくという発想を意味すれ言葉です。
夢は見るものではなく、かなえるもの。
夢が逃げるのではなく、自分が逃げている。
そんな言葉を私が見つけたのは、数日前でした。
私自身を戒めるような言葉だと思いました。
無責任な私にはピッタリです。
逃げた場所が夢で、夢からも逃げて、現実と向き合う。そのサイクルは今後も繰り返していくのでしょう。
比較的、私は恵まれた環境で生活しています。
結婚もしましたし、子供も元気に育っています。
人当たりも悪くないですし、人並みに繊細さもあるようです。
私は今まで仕事から逃げることで必死でした。なぜ逃げてばかりだったのかは解りません。
逃げると解放され、一時的な安堵感につつまれます。
それからが大変。生活の不安は家族へ派生し、気がつくとみんな泣きそうになってます。
幸せが何なのかなんて、わかりません。
欲望の穴を埋めることを、経験したことがないので、理解できないのです。
そんな私は転職しました。
天職なのかは、これから判断されることなのですが、甘えた自分にはピッタリの仕事についたと思ってます。
仲間にも恵まれていると思います。失敗はしていない、そう思っています。
これを書いてる時点で、私は不安を感じているのだろうとも思ったり。
近況はこんな感じなので、夢は少し蔑ろにして、現実で闘うのです。
生きることはサバイバルですから。
きゃー!
今、ファンがひとり増えた気がしました(笑)
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