■僕の物語■

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幼稚園の頃、好きになったのは育ちの良い女の子だった。 色白でほんわかとしていておとなしくて、大橋巨泉に似ていた。 引っ越していく彼女に僕は気持ちを伝えることができず、それでいいのだと幼心に感じていた。 これが記憶する、最初の恋である。
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