拐われた怪盗レナ

3/3
前へ
/80ページ
次へ
シンディー「さあ、ディノくん、何でもおっしゃい。気がねなんかしなくていいから」 どこか話にくそうにしていたディノだったが ディノ「実はきのうS市でボランティアの会があって、出席者がみんな行方不明になってる」 それは、M国とY国の戦争のために、難民となった人たちを救済しようと開かれた会だった。 ディノ「オレの仲間のレナも、オヤジさんについて会に出たまま…昨夜から連絡が取れないんだ。 で、いろいろ情報をかきあつめてると、Y国によるテロかもしれないってことがわかって…それで」 シンディー「わかったわ。警察が何か情報をつかんでないか、探ればいいのね?」 すると、お婆さんは携帯を隣の部屋から持ってきた。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加