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「リサ~!起きなさ~い!学校に遅れちゃうでしょ~」
うっせ~な~
糞ババァ!
もう起きてんだよ!
まったく耳障りな声だよ
既にアタシは、ベットから起きてドレッサーの前で腰迄ある黒髪を綺麗にとかしていた。
アタシ?
今、小学校4年生。
自分の中では、アタシって言ってるけど~
周りの人の前では、自分の事は、リサって呼び捨てして使い分けてるの♪
だって、その方が可愛くない?
子供らしいでしょ?
今日は学校に何を来て行こうかな~?
やっぱりフリフリのミニスカだよね?
女の子なんだから♪
スカートの方が、馬鹿な男子も先生も喜ぶしね♪
「リサ~!ご飯が冷めちゃうわよ~!」
カッチ~ン!
うるせ~んだよ!
糞ババァ!
口縫ったろか!
と、ドレッサーの鏡を睨み付けた
ピキッ!
鏡にヒビが入った
だが、リサは何事も無かったように、1階に下りて行った。
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