0人が本棚に入れています
本棚に追加
どうも、と言いソファーに座る。
―生徒会室ってこんなに無駄に豪華なもんなのか?―
そう思いながら、恐らく生徒会長であろう女の子に何の用ですか?、と聞くと、予想していない返答がきた。
「唐突で悪いが、生徒会に入らないか?」
「は?」
「だから、唐突で悪いが、生徒会に入らないか?」
「えっ?何故?」
「あはは。それじゃ何の事だかちっとも冬海ちゃんに伝わらないよ、ヒカサ」
「………………。じゃあ、訳を話そう」
―なんで私が生徒会に?まぁ、訳を聞いたら分かるだろう―
ユウに“ヒカサ”と呼ばれた子は冬海に訳を説明し始めた。
最初のコメントを投稿しよう!