welcome to your heart 

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「幸せに笑っている奴は、傷ついた奴の心に入ってはいけない。励ますつもりでも、反って余計に傷つける」 ヒカサはいったん話を止めて、息を一回吸うと、この生徒会に入る“運命”という条件に最後の言葉を加えた。 「心に深い闇と暗い闇を持つ、辛い過去を持った者。それが、生徒会に入る“運命”という条件だ」 「………条件は分かりました。それで何故私が………?」 “深い闇と暗い闇”“辛い過去”忘れられる訳がない過去が冬海にはある。 ―でも、何故初対面のこの人達が………?― 「知っているんですか?」 震える声で尋ねる。 「知ってるの?私の過去………。なんで?なんで?………」 もう一度、震える声で尋ねた。もう、冷静な自分をコントロール出来ないでいた。
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