begin heart

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「ついたら分かるよ」 「………………」 聞いた意味ないと思っていたら、どうやらついたらしく少女についたよ、と言われた。 ―やっとついたか………長い道のりだったな………って― 「随分と無駄に豪華な扉だね」 「あはは。あたしもそれ最初に思ったよ。まぁ、この学園自体が無駄に豪華だし」 女の子は笑いながら扉を開けた。そこには、入学式に生徒会挨拶をしていた5人の生徒がいた。 「おそいよユウ」 冬海をここまで連れてきた少女は“ユウ”というらしい。 「そうでもないぞ?」 「ユウの後ろにいる子が冬海さん?」 「ん?そうだよ」 「💤」 「ようこそ。どうぞソファーに座ってください」 「あっ、はい」 ―寝てる人いるけど………まあ、スルーしとくか………―
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