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「浪江先輩!!拾わせてください!!!」
「ほっホントにいいの?!」
今の裕之に尻尾が生えていたならば、絶対ちぎれんばかりに振っているのだろう。
先輩は猫ってよりも犬のほうが合うんじゃないかなぁ…
満面の笑みの裕之を見てにやけるのを抑えつつ、夏希は口を開いた。
「…ないとは思うんですけど、もし私を襲ったりしたら即出しますからね!」
「だいじょーぶ! 俺噛んだりとかしないよ 犬じゃないしねー」
あれ、これ話噛み合ったって思っていいのかな。
そんな感じで夏希と裕之の不思議な共同生活が始まった。
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