☆夢の終わりに…☆

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あの件から二日後… アタシは祥子に電話をした。 そして涙ながらに頼んだ。 「お願い… よしきに電話して謝って欲しいの いっぱい殴ってごめんなさいって… メチャクチャにしてごめんなさいって… 嫌いになっても 憎んでもいいから アタシのこと一生忘れないでいてって・・・ そう伝えて」 と― 「あたしの電話によしきくん…出るといいんだけど…」 不安そうに言った後 「繋がったら必ずかなの気持ち、伝えるね!」 祥子にも散々お世話になった。 アタシは一体どれだけの人を巻き込み このやるせない恋に 突進してしまったんだろう・・・ 自分の人生も そしてアタシに関わる人々の人生にも 少なからず影響を及ぼし どれだけの人を傷つけてきたのだろう・・・
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