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彼は、年が明けたらに彼女が遊びに来ることになっている。
そこでお互い気に入ったら
3月に彼女の元を訪れ、両親に挨拶し
同棲を始めると言った。
アタシはもう彼に言うべきことは全て言った。
決めるのは彼・・・
そしてその彼女…
最後にアタシが言えるのは
「よく考えて、自分の1番いいようにしな?」
だった。
彼はいつもの目が無くなってしまうような笑顔で
「うん!」
と笑った。
窓から見える夕日は半分雲に隠れ
冬の昼の短さに
自分達の今生きている時間も
こんな風にあっという間に過ぎているんだと
アタシは感慨に耽った。
彼とももう知り合って丸3年経つ…
その間にあった色々な出来事に思いを馳せながら
すっかり冷めたココアを飲み干した。
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