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あおいと二股状態だった頃―
よしきはこの歌を
とても気に入り
Chemistryのアルバムを
よく聞いていた。
かほちゃんに
歌ってあげたい…
かほちゃんに
プレゼントしたい歌だよ
と言われ
メロディは勿論
詞をよく聞くと
《手を握りしめることしかできない…》
それが何とも切なく
結ばれることがないことを意識させ
かほには
とても複雑だった。
この頃からよしきも
『かほの想いには応えられないけど
いつまでも側にいるよ』
そんな想いを
漠然と感じていたような気がしてならない…
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