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まばゆい光が部屋の窓から飛び込んできた!めちゃくちゃまぶしい!思わず目を細める。
「うわわわわっ!何じゃこりゃあ!」
手で光を遮ってると、稲妻のような轟音と共に突然窓ガラスが割れだした!
ドンガラガッシャーン!
「ぎゃあっ!」
俺は思わず吹き飛んだ。壁に頭打った。
恐怖でビクビクしながらも目をそっと開けてみる。まばゆい光は消えていた。
そしてそこには謎の人影が…。
さらに目を開けてみた。
すると!
そこにはバイクにまたがった男の姿があった。
黒の革ジャンにレザーパンツを履き、パーマががった髪が首の付け根まで伸びている。顔はシャープで、グラサン掛けてて眉が太い。
まるで松田〇作のような姿だ!
俺はビックリしすぎて口をあんぐり開けていた。
男がバイクから降りた。渋い顔付きでこっちをじっと見据えている。
言い忘れたが、俺は今パンツ一枚なのだ。世にボクサーパンツが台頭する中、頑ななまでにトランクスを履き続ける俺は、今トランクス一枚なのだ。ブリーフ派じゃなくて良かったと思ってる。
「スモール…」
男が突然渋い声でつぶやいた。スモール?何のことだ?smallのスモールか?何が小さいんだ?
そう思って、ふと男の目線が俺の股関に注がれているのに気づいた俺は驚愕した。
なんと、My Sonがトランクスからはみ出しているではないか!
それは恐怖に引きつってメチャ縮み上がっていた。
しかし…。
ここでこの俺・佐藤正吉は考える。こういう時は普通、美少女が現れるのでは無いかと。140~155cmくらいの身長の、どうみても高校生未満の美少女が現れるのでは無いかと。
よりによって何でこんなゴツいオッサンなんだ?しかも窓ガラス壊しやがったし…。
俺は佐々木希のポスターがデカデカと貼ってある自分の部屋で、松田優〇みたいなシブいオッサンを前にトランクスから縮こまったアレをはみ出して黙っているという、変な状況にいた。
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