ー第1章動物の森ー

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俺、高橋 泉(いずみ)はちょっと冷めた高校生だ。 で俺に話しかけている赤の他人←これ重要 が青柳 彰(あおやぎ あきら) 「それでさー、あの魔の森に行ってみようと思うんだけどさ、高橋は来ないか?」 青柳は短絡的で好奇心が強い、そして軽い 「えー、骨になって見つかるんだろ?危険すぎるぜ」 俺は青柳の調子に合わせて、オブラートに断ろうとする。 「そう言うなって、あそこには白色のカワセミがいるんだよ、それを写真におさめたくてさー」 青柳は写真部に所属している、動物の写真が好きだとか んで、魔の森には白色のカワセミ、つまりアルビノの珍しいカワセミがいるらしい と俺達が話していると 「………あなた達、あの森には入らないで」 後ろから、冷たい声で話しかける。 俺は思わず、震えた。 後ろを見ると黒髪でロングヘアの色白の女の子がいた。 彼女の名前は桐生志保 (きりゅう しほ) あまり喋ったことがない。 というか、常に暗い……友達なんかいないんじゃないかと思う。 そんな志保が俺達に何の用だろうか
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