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俺、高橋 泉(いずみ)はちょっと冷めた高校生だ。
で俺に話しかけている赤の他人←これ重要 が青柳 彰(あおやぎ あきら)
「それでさー、あの魔の森に行ってみようと思うんだけどさ、高橋は来ないか?」
青柳は短絡的で好奇心が強い、そして軽い
「えー、骨になって見つかるんだろ?危険すぎるぜ」
俺は青柳の調子に合わせて、オブラートに断ろうとする。
「そう言うなって、あそこには白色のカワセミがいるんだよ、それを写真におさめたくてさー」
青柳は写真部に所属している、動物の写真が好きだとか
んで、魔の森には白色のカワセミ、つまりアルビノの珍しいカワセミがいるらしい
と俺達が話していると
「………あなた達、あの森には入らないで」
後ろから、冷たい声で話しかける。
俺は思わず、震えた。
後ろを見ると黒髪でロングヘアの色白の女の子がいた。
彼女の名前は桐生志保 (きりゅう しほ)
あまり喋ったことがない。
というか、常に暗い……友達なんかいないんじゃないかと思う。
そんな志保が俺達に何の用だろうか
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