ー第1章動物の森ー

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「な、何でだよ。お前には関係ないだろ?」 青柳が桐生を睨みつける。 それに対して桐生は全く動じず、続ける。 「わからないの? 危険だからよ……」 まあ、桐生の言う事は何も間違ってはいない。むしろ正しい…… だけど、何故わざわざそれだけを言いにきたのか。それが気になった。 「はあ?お前には関係ないだろ」 「そう、それもそうね。じゃあ勝手入って……に食い殺されるといいわ」 ……の部分が周りがうるさくてよく聞こえなかったが、キツい言い方する女だと印象に残った。 「なんだあ?あいつ、ほっとこうぜ。次の休みの時に行くからな。じゃ、よろしく~」 気づいたら、私は行くことになっていた。 まあ、暇潰しにはなるかと思い込む事にした。
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