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「な、何でだよ。お前には関係ないだろ?」
青柳が桐生を睨みつける。
それに対して桐生は全く動じず、続ける。
「わからないの? 危険だからよ……」
まあ、桐生の言う事は何も間違ってはいない。むしろ正しい……
だけど、何故わざわざそれだけを言いにきたのか。それが気になった。
「はあ?お前には関係ないだろ」
「そう、それもそうね。じゃあ勝手入って……に食い殺されるといいわ」
……の部分が周りがうるさくてよく聞こえなかったが、キツい言い方する女だと印象に残った。
「なんだあ?あいつ、ほっとこうぜ。次の休みの時に行くからな。じゃ、よろしく~」
気づいたら、私は行くことになっていた。
まあ、暇潰しにはなるかと思い込む事にした。
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