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【ﾖﾐ】
【最初は攻めずに敵の数を減らせ、攻撃の手が緩んだら一気に鎖、龍の本国に攻め入る。攻略組のリーダーは、鎖をﾃｲ、龍をｷｮｳｼﾞｭに任せる】
【総員、至急本国の護りに参加せよ】
「こ、こうしちゃいられん！」
俺は会議室から出て進撃の準備を整える
智瀬さんもキーボードを叩き準備をしている
「帝司君、攻略の算段はついたかね？」
「俺の場合、敵国の中枢に歩兵部隊が侵入さえすればノータイムで占領できます」
「そうか…便利なｱﾋﾞﾘﾃｨだな。私は考えが纏まらない。だが方法はいくつか思い付いている」
ギシッ
椅子を軋ませて背もたれに寄り掛かる智瀬さん
さっき用意してくれたコーヒーを一口
すでに時刻は６時…どうすっか
「あの…そろそろ俺、帰ります。時間も遅いですし」
「私は構わない、多少遅くなっても私が責任もって送ろう。なんなら泊まっていきたまえ」
だから…俺は男児ですよ
、
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