八、東国

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自分に続き、次々にログインするメンバー達 「んで?どうすればいい?」 メンバーの一人が呟く 普段は基本的に全員集まってプレイするのでチャットは使わない 全て口頭でのやり取りになる 「レギュラーは龍だ。【波動砲】が暴れ出す一歩手前なんだと」 自分と、長髪の男と、眼帯の男が【龍ノ国】最寄の中立都市を目指す 「サブは【鋼鉄ノ国】の鎮圧、ゲストは【鎖ノ国】だ」 キーボードを叩きながら手早く指示を出す 「鎖?なんでまた…」 「サイト側様の秘蔵っ子が数人いるんだと…」 忌ま忌ましげな顔で煙草をふかす、室内禁煙だという事だが灰皿が置かれている 「はぁ…何でサイト側にオイラ達が力ぁ貸さんとならないんだ?」 眼帯がブーブーと不満を漏らす 、
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