3、胸奥

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微妙な表情の真紀、イマイチ規模が分からないようだ 「それって…凄いの?」 「そりゃあ凄いぜ~真紀。なんたって【戦躁オンライン】の限られたプレイヤーしか招待されないからな」 「ん~なんとなく理解?」 「んで、二人はどうすんだ?俺は多分参加できると思うが…」 「オレぁ行くぜ!せっかく呼ばれたんだしよ」 「僕も行くよ、基本暇だしね」 「あっ!じゃあ私も付いていってイイ?」 途端に困ったような顔をする俺達三人 (どうするよ…帝司) (流石に女性と外泊は学生的に…) 二人からの目配せ、どうやら俺が何か言わないといけない雰囲気だ うむ…都会まで行くとなると日帰りは難しい、外泊は必至 学生の外泊でさえ良い目されないのに男女で…不純異性交遊と言われても仕方ないよな 「でも親が賛成してくれるか?」 もっとも!正論だ俺!良く言った! 「う~ん…流石に一跳が一緒とはいえ難しいわね…」 真紀と一跳は幼馴染、この二人なら然るべき段階を踏めば外泊できるだろうが……流石に男三人に女一人はなぁ 「だ、だろ?流石に真紀んトコのオヤジさんでもそりゃあ許可しないだろ~」 安心した顔で一跳がたたみ掛ける、それに広也が話を終局へと持っていく 「それじゃあムリだね…残念だけど僕達だけで行ってくるよ。お土産は…… 「ちょっ!ちょっと待って…今、秘策を思いついたから」 慌てたように真紀が携帯を取り出す どこかへ電話をかけるようだ (秘策ってなんだよ…) 「あ…姉さん?今暇?暇よね?」 (何だ…この前の親戚の人か…) (誰だろ…?) 、
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