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微妙な表情の真紀、イマイチ規模が分からないようだ
「それって…凄いの?」
「そりゃあ凄いぜ~真紀。なんたって【戦躁オンライン】の限られたプレイヤーしか招待されないからな」
「ん~なんとなく理解?」
「んで、二人はどうすんだ?俺は多分参加できると思うが…」
「オレぁ行くぜ!せっかく呼ばれたんだしよ」
「僕も行くよ、基本暇だしね」
「あっ!じゃあ私も付いていってイイ?」
途端に困ったような顔をする俺達三人
(どうするよ…帝司)
(流石に女性と外泊は学生的に…)
二人からの目配せ、どうやら俺が何か言わないといけない雰囲気だ
うむ…都会まで行くとなると日帰りは難しい、外泊は必至
学生の外泊でさえ良い目されないのに男女で…不純異性交遊と言われても仕方ないよな
「でも親が賛成してくれるか?」
もっとも!正論だ俺!良く言った!
「う~ん…流石に一跳が一緒とはいえ難しいわね…」
真紀と一跳は幼馴染、この二人なら然るべき段階を踏めば外泊できるだろうが……流石に男三人に女一人はなぁ
「だ、だろ?流石に真紀んトコのオヤジさんでもそりゃあ許可しないだろ~」
安心した顔で一跳がたたみ掛ける、それに広也が話を終局へと持っていく
「それじゃあムリだね…残念だけど僕達だけで行ってくるよ。お土産は……
「ちょっ!ちょっと待って…今、秘策を思いついたから」
慌てたように真紀が携帯を取り出す
どこかへ電話をかけるようだ
(秘策ってなんだよ…)
「あ…姉さん?今暇?暇よね?」
(何だ…この前の親戚の人か…)
(誰だろ…?)
、
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