3、胸奥

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「うん…そう……ダメ?…いいの?ありがとー!」 真紀の姉さん…親戚の…智瀬さんかよぉ! パタン、と携帯を折りたたみ、苦笑いの俺達に向かって言い放つ 「フフン、引率の大人がいれば問題無いでしょ?」 そう来たか… 「え?大人?そんなの悪いよ、僕達の都合で…」 「私の親戚の姉さんが丁度、来月都会に行く用事があるから一緒にって!」 それ絶対俺達と同じ要件だな… 「まぁ……文句は、無いな」 諦めたように一跳がため息をつく 「ま、いいじゃないか。安心して行ければ」 その後、詳しい話はイベントの詳しい情報を得てから話し合うとのこと 「ああそうだ、広也」 「何?」 俺と一跳のバイトの時間が迫っている事もあり、今日は解散となった 帰り支度えを始める中で、俺は広也を呼びとめた 「ちょっと聞きたい事が… 、
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