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広也を残しバスを乗り継ぎ大きな大学の研究室へ向かう
帰ってもギリギリ七時か…間に合うかな
「智瀬姉さん、来たわよ~」
ドンドンと扉を叩く真紀、部屋の表札は難しく長い文字が羅列していたので読む気をなくした
大学の敷地内の端に建てられた建物は、研究室が数多く存在しているようだ
「やあ、よくきたね真紀ちゃん。と、お友達の二人」
出て来たのは二十代の若い女性で、知性を感じさせる眼鏡、腰まである長い髪が特徴的な綺麗なお姉さんだった
「こんにちはっ!」
「ちは~」
「私は静波、静波智瀬(しずなみちせ)よろしく頼む」
「浜田一跳です」
「高野帝司です」
「ん、早速始めようか」
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