呪怨のドレス

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「時間を止めるのね」 「そう。」 「リーさん本当?そんな事できるの?」フェイは首を傾げながら言った。 「ぷっ!さすがリーさん。フェイ自分のおでこ見てごらん。」 「なぁに?……わっ!バカって書いてある!」携帯の板水晶に額を写してみたフェイは慌てて額をこすった。 「今、リーさんが時間止めて書いたのよ。」 「ただし僕の周囲5㍍しか止まらないんだ。」 「どうやって近寄るの?」 「考える事ないよ。エミュ呼び出して全員一斉にかかればいいのよ!」 「強引だけどこのあたりは平原で隠れるところもないしな。僕かフェイが近寄ればいいし」
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