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「なんでオイラでもいいの?」
「追跡の羽があるから。」
「……踏まないでね!!」
「OKそれじゃ行こうか!」
3人は各自携帯を出しエミュを召喚した。
エミュとは主人と共に闘う動物やモンスターの事で、冒険者によっては主人を遥かに凌ぐ力を持つ神獸を従えている者もいた。
またあらかじめ他の冒険者と契約を交わすことでエミュはその冒険者の姿や技をコピーし、その姿で闘うことができた。
リー達が召喚したエミュ達は冒険者の姿に変身し、りすかに向かっていった。
「みんな!りすかを傷つけちゃ駄目だよ!?」フェイはそう叫びながらエミュと共に走りだした。
「何者だ!邪魔をするな!」
りすかはそう呟きながら手を振り上げると、あたりに闇が広がった。
闇に包まれたエミュ達は一斉に動きが止まった。
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