2人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「ヤバいな。しかも闇でりすかの位置が…」
「よし。フェイ。協力してくれる?」
「いいけど姐えどうするの!?」
「こうするのよ!」
らんは思い切りフェイを蹴り飛ばした。
「ぐはあぁぁぁ!!」
フェイは吹っ飛ばされりすかの足元まで転がっていった。
その刹那、闇で動きを止められていた1体のボビィの姿をしたエミュが、りすかに向かい閃光を放った。りすかは眩しさから顔を覆った。
リーはそのタイミングを見逃さなかった。
「トレース!!」
追跡の羽でりすかの目の前にあらわれたリーはすでに時の指輪を空に掲げていた。
「……時間よ止まれ。」
最初のコメントを投稿しよう!