呪怨のドレス

7/8

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「ヤバいな。しかも闇でりすかの位置が…」 「よし。フェイ。協力してくれる?」 「いいけど姐えどうするの!?」 「こうするのよ!」 らんは思い切りフェイを蹴り飛ばした。 「ぐはあぁぁぁ!!」 フェイは吹っ飛ばされりすかの足元まで転がっていった。 その刹那、闇で動きを止められていた1体のボビィの姿をしたエミュが、りすかに向かい閃光を放った。りすかは眩しさから顔を覆った。 リーはそのタイミングを見逃さなかった。 「トレース!!」 追跡の羽でりすかの目の前にあらわれたリーはすでに時の指輪を空に掲げていた。 「……時間よ止まれ。」
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加