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「なんでだぁぁああああ!!!!!!!!!
嘘だろ!?
嘘なんだろォォォォォオ!!
死ねってか!?
私に死ねってかぁああ!?
死んでやろうか!?
死んでやろうか!?
アーン!??」
聞いたことがある口台詞はきっと気のせいなので気にしないで下さい…。
「何がいけなかったんだぁ!?
俺様の何がいけなかったんだよォォオオ!!!!
何様俺様夕菜様だぞぉぉお!?」
落ちた。
私の望んだ道は…私を平気で突き飛ばした。
そんなにも私に進んで欲しくなかったのだろうか…。
あぁ…私は何を考えたら良いんだろうか…。
どう生きていったらいいのだろうか…。
憎い…。
私の周りではしゃいでいる奴らが憎い…。
くそったれっっ!!
私があいつ等より衰えてる!?
そんなわけない!!
私は…私は…衰えてなんか…。
「……衰えてなんか…。」
雨が降ってきた。
いや、空は晴れている。
ギラギラと憎たらしく太陽は私に陽の光を当てている。
ならば今の水の液体は?
「あ……。」
そっと自分の目頭に触れる。
すると耐え切れなくなったかのようにボロリボロリと…涙の雫が…溢れかえった。
嘘だ…。
嘘だ…。
私が…大学受験に落ちた…?
オチタ?
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