一符「春休みと少女達」

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…… … マリサ「…春はいいなぁ 過ごしやすいぜ」 魔理沙は 霊夢が煎れたお茶を飲みながら しみじみと言った レイム「そうね」 マリサ「桜も咲き出したしな 満開までもうすぐだ」 レイム「お花見でもする?」 マリサ「今まで しなかった事があったか?」 レイム「それもそうね みんな勝手に集まってくるし」 マリサ「だろ?」 サナエ「こんにちは」 二人が話していると 早苗がやってきた マリサ「よっす」 レイム「飽きもせずにまた来たわね」 サナエ「飽きませんよ 楽しいですから」 マリサ「好きな人といるから、か?」 サナエ「―っ!? ち、ちちち、違いますよっ!? 霊夢さんは…その……」 マリサ「はいはい、御馳走様」 サナエ「うぅ…」 レイム「魔理沙 あんまりいじめない」 マリサ「はいはい んじゃ、邪魔者は退散するか」 魔理沙は立ち上がり 神社を後にした サナエ「………」 レイム「ほら、突っ立ってないで 座るなりなんなりしたら?」 サナエ「は、はいっ」 …… …
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